サンフランシスコバレエスクール(米国)、ノーザンバレエスクール(英国)、ゼンパー・オパー・バレエ研修生(ドイツ)、国立マルセイユバレエ学校(フランス)カンヌロゼラハイタワー(フランス)、ボリショイバレエスクール(ロシア)、サンフランシスコバレエスクール(米国)、キーロフバレエスクール(米国)、ワガノワバレエアカデミー(ロシア)、ヒューストンバレエスクール/ヒューストンバレエⅡ(米国)、アルバータバレエスクール(カナダ)、ボストンバレエスクール(米国)、スクールオブアメリカン(米国)、国立プラハバレエ学校(チェコ)、ハンブルグバレエ学校(ドイツ)、ゴーバレエスクール(カナダ)、ABT付属ジャクリーン・ケネディ・ オナシス・スクール(米国)、セントラルスクールオブバレエ(英国)、ハンガリー国立バレエ学校(ハンガリー)、ベルリン国立バレエ学校(ドイツ)、ヴィクトリアバレエスクール(カナダ)、王立アントワープバレエ学校(ベルギー) など 順不同
NSさんは6歳の頃、自分から近所のバレエスクールのへ通い始めました。その後、留学オーディションでの合格をきっかけに、都内の私立高校から東京インターハイスクールへ編入しました。
少数精鋭のクラスで朝から夜までレッスンが続く生活は大変ハードですが、東京インターハイスクールを1年間で卒業することを目標にして、レッスン前後の深夜&早朝やお休みの日には集中して学習に取り組むことで、厳しいワガノワバレエ学校でのレッスンとインターハイスクールの学習を両立させています。学習としては筋肉の使い方やバレエに役立つ英語など、バレエに役立つあらゆることをコントラクトにして学んでいます。
インターハイスクール卒業後は、海外のバレエ団や、バレエ教師のための大学への進学も視野に入れ、日々研鑽を積んでいます。
RYさんは4歳の頃近所のバレエスクールに通い始めました。綺麗な衣装を着て踊ることが楽しくて始めたバレエですが、次第に舞台で表現すること
に興味を持つようになり、コンクールへの出場をきっかけに、中1の頃には将来はバレエダンサーになりたいと考えるようになりました。
留学先のカナダのアルバータ・バレエスクールでは併設のクイーン・エリザベス・ハイスクールへ通っていましたが、練習中に靭帯を損傷し、靭帯再建手術を受けるため為日本へ帰国し、東京インターハイスクールへ編入しました。幸いにも怪我は順調に回復しましたが、バレエから離れたこの期間に将来の進路について深く考え、新たな道に進む決断を下しました。集中して学習に取り組む中で次第に大学進学への思いが強くなったのです。
進路変更についてご両親を説得し、大学の入試説明会に通い、受験勉強/トフル対策に取り組み、出願に必要な書類を集めるためにカナダへ渡るなど、足のリハビリを続けながら、驚くべき努力と行動力とで課題をひとつひとつクリアーし、突然の進路変更からわずか数カ月間で立教大学現代心理学部映像身体学科の合格を勝ち取りました。
東京インターハイスクールの学習としては、理学療法士の指導のもとに行う毎日のリハビリやトレーニングを健康科学のコントラクト、解剖学をサイエンスのコントラクトとして学び、入試に向けた英語の論文・筆記試験対策を英語のコントラクトとして学習しました。
AWさんは幼少よりバレエを始めました。カナダのバレエスクールへ留学し、提携のカナダの高校へ通っていましたが、米国オーランドバレエスクールへの留学をきっかけに、日本語で米国の高校卒業資格を取得できる東京インターハイスクールに編入しました。オーディションでは同バレエスクールのスカラシプを獲得しました。2012年8月更なるステップアップのため、ヒューストンバレエスクールに留学し研鑽を積んでいます。
AWさんは東京インターハイスクール編入時に英語の単位をすべて取得済みでしたが、自身の英語力向上のために特進コースを選択し、トフルオンラインを利用して英語の学習を続けています。また東京インターハイスクールのオンライン教材でワシントン州の歴史を学習するほか、バレエに必要な解剖学、栄養学の学習を健康科学のコントラクトとして学習しています。古典の学習としてはモーリス・ベジャールをはじめとして世界中のダンサーに影響を与えた、世阿弥の「風姿花伝」を学習しています。
平木さんは都内の有名バレエ教室で5歳からバレエを始めました。東京都内の私立中高一貫校に通い、毎年のように私学協会優秀生徒賞受賞するなどバレエと学業を立派に両立してきましたが、中学卒業後は系列の付属高校への進学を辞退し、バレエに集中できる環境を求めて東京インターハイスクールへ入学しました。
平木さんは、2011年全日本舞踊コンクール1位、ジャパングランプリ1位など名だたるコンクールで優勝し、数々の賞及びスカラシップを受賞、今年3月ドイツハンブルグバレエ学校、4月仏バレエ学セミナー等、海外有名バレエ学校のスカラシップを多数授与され、時間の許す限り海外での研鑽も積んでいます。
2010年及び2011年にはチャコットカタログのモデルをつとめ、2012年8月放送のTV番組(BS朝日)では世界を目指すバレリーナの卵として平木さんが特集されました。番組では平木さんのバレエのレッスンやリハーサルの様子、当校の学習コーチとの学習風景が放送され、スタジオでは「ラ・バヤデール」よりニキヤのヴァリエーションを披露しました。
ANさんは小さい頃から踊ること、歌うことが大好きで、将来はそれをいかせ
る職業に就きたいと考えていました。歌の勉強をするため、音楽コースのある
高校に進学しましたが、2009年東京新聞全国舞踊コンクール現代舞踊の部で
1位受賞後、所属教室の先生の勧めもあり、昨年よりチェコ国立プラハ・バレ
エ・コンセルヴァトワールへ留学しています。
今後更にヨーロッパで研鑽を積
むため、留学しながら米国の高校卒業資格の取得できる東京インターハイスク
ールへ編入しました。
モダンやクラシックバレエのレッスンをコントラクトにし、毎日のレッス
ンを学習報告しているほか、インターハイスクールのウェブ教材を使用し
て必須科目であるワシントン州の歴史の学習をしています。
チェコに留学するまでは、ほとんどクラシックバレエのレッスンを受けた
ことがなかったANさんですが、持ち前の努力と身体能力を活かし、他のバ
レエクラスも受講するなど積極的にレッスンすることで、今はクラシック
のポアントクラスで褒められるまでに成長しました。将来は欧米のカンパ
ニーでの活躍を目指しています。
5歳でバレエを始めた佐々木君は都立国際高校入学後しばらくしてベルギー王立アントワープバレエ学校に留学するため高校を2年間休学しました。帰国後いったんは都立国際高校に復学しましたが、その後バレエに打ち込みながら高校卒業の資格を得ることができる東京インターハイスクールへ編入しました。
2012年第40回ローザンヌ国際バレエコンクール本選出場。マルセイユ国立バレエ学校のスカラシップを受け、9月より同校でのバレエ留学をスタートさせました。その後も東京インターハイスクールの卒業に向けた学習の傍ら、仏ニースのバレエ団での研修オーディションに合格するなど、目標達成に向けて着実に成長しています。
バレエナビHPに掲載された、佐々木君のインタビュー記事をご紹介いたします。
A).実務学・自由選択科目単位:バレエのレッスンやリハーサルをとしてレポートやDVDを提出する他。
B).現代社会:ヨーロッパの経済危機と芸術活動についてリサーチ。
C).サイエンス:自らの怪我をきっかけに、解剖学的観点から怪我にアプローチ・分析したレポートをまとめ単位を修得しました。
バレエが大好きなAFさんは幼いころからレッスンに励み、小学校高学年の頃には既にバレエの道に進むことを決めていました。
学年が進むにつれてAFさんは数多くのバレエコンクールで上位入賞を果たし海外のバレエ学校のスカラシップを獲得、更にバレエ特待生として国内の高校にも合格しました。有名なバレエコンクールで米国ヒューストンバレエ学校のフルスカラシップを得てバレエ留学をしていましたが、今年7月ヒューストンバレエ・セカンドカンパニーへの入団を果たし、ダンサーとしての活動と学業の両立が可能な東京インターハイスクールに入学しました。
ヒューストンバレエ・セカンドカンパニーは公演回数も多く、バレエのレッスンやリハーサルが一日平均10時間以上続くほか、バレエ団の海外公演やバレエ学校の公演にも参加するなど、AFさんは非常にハードですが充実した毎日を送っています。
AFさんはリハーサルの合間の時間を利用して学習とバレエを両立し、高校卒業を目指して頑張っています。
KNさんは小学校低学年からバレエを始めました。高校3年の1学期まで東京の私立高校に通いながらバレエを続けていましたが、当時師事していたバレエの先生の勧めでロシアへのバレエ留学を決心しました。ボリショイバレエ学校(ロシア国立バレエアカデミー)への留学が決まるとバレエ留学と学業との両立が可能な東京インターハイスクールへ編入しました。
KNさんは東京インターハイスクールへ編入後、バレエのレッスンと学習を立派に両立し、最短の6カ月で東京インターハイスクールを卒業しました。現在ボリショイバレエ学校でバレエに集中した留学生活を送っています。
A)ダンスと物理学についてリサーチ・考察し、サイエンス科目の単位として履修 その他、インターハイスクールは米国ワシントン州認定の高校のため、必修科目である ワシントン州の歴史については、当校オリジナルWebの教材を使用して学びました。
幼いころよりバレエを始めた小川さんは9歳でYAGP(ユースアメリカ・グランプリ)へ上位入賞したのを皮切りに、
これまで数々のコンクールで毎年のように上位入賞を果たしてきました。
2010年YAGP NYファイナルで2位(シルバーメダル)を受賞し、奨学金を得て、
米国ニューヨークのアメリカン・バレエシアター・ジャクリーンケネディ・オナシスバレエ学校へ留学し、
学校も現地のインターナショナルスクールへ転校しました。
勉強が得意な小川さんは学校の成績も優秀でバレエと立派に両立していましたが、
2012年ローザンヌ国際バレエコンクールの本選での演技が認められてアメリカンバレエシアター・スタジオカンパニーへの入団が決定し、
学業との両立が困難になったため東京インターハイスクールへ編入しました。
インターハイスクール入学後は忙しいスケジュールを調整して大学受験レベルの学習にも積極的に取り組んでいます。アメリカンバレエシアターでの
研修生としての実績を評価され2013年6月から正団員として舞台で活躍しています。
American Ballet Theatre 小川さん紹介ページ
小1よりバレエをはじめ、踊ることが大好きなSOさんは、いろいろなコンクールに出場し、必ず決選まで残ってきた実力の持ち主です。しかし、一度だけ予選落ちをしたことがあるそうです。その時は本当にショックだったそうですが、謙虚になって「この人は~がきれいだ。私も真似をしよう。」と良い部分をみつけていくことで、それを自分の力にすることができるようになりました。その成果が表れ、昨年の夏にはコンクールで2位に入賞することができました。奨学金で参加したキーロフバレエアカデミーのサマースクールでさらにスカラシップをいただき、日本の高校を中退して現在はキーロフバレエアカデミーでバレエを学びつつ、併設の学校で日中は授業を受ける、という生活をしています。
午前中いっぱい午後2時までは学校での授業があります。今現在は英語、数学、社会、科学、バレエ鑑賞のクラスがあります。日本史については自分で日本からもってきた歴史小説とDVDを見ながら独学で学んでいます。夜7時ごろまではバレエのクラスで技術向上を目指しています。離れていても、マイページという学習報告システムで詳細に学んだ内容を記録しているので、担当コーチも様子を把握することができています。学習にバレエにSOさんはとても前向きで、100%以上の力を出し切って取り組んでいることが伝わってきます。留学したからには世界に通用するバレリーナになる、これがSOさんの目標です。
A)学校の授業で英語、数学、社会、科学、バレエ鑑賞を学習
B)バレエで自由選択を履修
C)ストレッチなどからだのメンテナンスでPEを履修
>>YHさんの演技はこちらをご覧下さい
バレエが大好きなお母様に勧められたのを切掛けにYHさんは4歳からバレエを始め、中学時代には数多くの国内バレエコンクールで優秀な成績を修めました。そしてある年、世界でも難関と言われている「スクール・オブ・アメリカンバレエ(SAB)」に日本人として一人だけ認められバレエ留学をしました。その後、ボストン・バレエ・スクールに研修生として転校した際に東京インターハイスクールに編入、現在バレエに集中した高校生活をおくっています。
留学中に日本について勉強することが大切だと思い、日本史を教科書と問題集を使って学習しています。また英語力をつけるために、日々の学習報告を英語でしています。自由選択科目では、バレリーナとしてしっかり栄養に気を付けながらスマートな体型とスタミナを維持するための食事レシピを研究しました。必要な栄養素について体に及ぼす働きから理解することができました。そしてもちろん、バレエレッスンやリハーサルも高校の科目にしています。日々のバレエ活動を記録することが科目単位として履修できるだけでなく、その日に先生から教わったことや自分の気付きを記録することで、バレエへの理解が深まり上達につながっています。
A)バレリーナの体メンテナンス研究を実務科目の単位として履修
B)栄養価を調べた食事レシピ研究を自由選択科目の単位として履修
C)日々のバレエ活動とのその記録レポートを体育実技科目の単位として履修
YHさん プロフィール
・4歳からバレエを始める
・米国スクール・オブ・アメリカンバレエに3年間留学
・ニューヨークの私立高校に編入
・米国ボストンバレエスクールに転校
・東京インターハイスクールに編入
湯浅さんは幼い時からボランティア活動に積極的に参加するような行動派です。
バレエを通して「人に感動を与えたい!」と想い、中学卒業後すぐにカナダのアルバータ・バレエスクールに留学しました。
カナダでは提携先のクイーンエリザベス高校に通いながらバレエを続けていましたが、今夏米国サンフランシスコ・バレエスクールのオーディションに合格してSFに移ったのをきっかけに、バレエに関連する全ての活動が高校の卒業単位になるインターハイスクールに編入しました。
早くSFバレエ団に進めるように、インターハイスクールでバレエに集中した高校生活をします。例えばバレエレッスンは体育、アソリート栄養管理は科学、バレエ史は歴史の単位にします。
※「バレリーナへの道」2009年11月号に湯浅さんが「世界に一歩近づいた」の表題で留学私記を掲載しました。
※サンフランシスコバレエカンパニー入団ブログ
プロフィール
湯浅紫苑(ゆあさ しおん)
・幼少時からバレエを習う
・埼玉県の公立中学校からカナダ・アルバータバレエスクールにバレエ留学
・今夏、米国サンフランシスコ・バレエのオーディションに合格
・今秋からサンフランシスコ・バレエスクールに転校
・10月にインターハイスクールに転入して
高校2年目の学習を開始
・卒業後サンフランシスコ・バレエカンパニーに入団
サンフランシスコ・バレエスクールの仲間たちと!
(クリック)
「バレリーナへの道(vol.80)」2009年11月号に湯浅さんの留学体験記「世界に一歩近づいた」が掲載されました。
高校2年で米国現地高校からインターハイスクールに編入してきた湯浅さんは、バレエに集中した高校生活をおくり、早く卒業してSFバレエ団に進む予定です。
バレエレッスンを体育、アメリカバレエ史を米国史、英会話レッスンを英語などの教科にして、日々のバレエ活動と学習を高校の卒業に向けた単位にしています。
A)バレエレッスンを体育実技の単位として履修
B)バレリーナに必要な栄養学を科学の単位として履修
C)日本バレエの発展の歴史を日本史の単位として履修
NSさんは幼い頃からバレエを習っていました。
中学3年生のときにバレエ教室の先生に勧められてカナダにバレエ留学をしました。
カナダではバレエスクールと提携している現地の学校に通い9年生(中学3年生)を修了しました。
10年生修了前に英国ロンドンの有名バレエ・ダンススクールへの留学を決めて日本に一時帰国、バレエと勉強が両立できるインターハイスクールに編入しました。
9月の英国バレエ留学までの3ヶ月間、横浜のバレエスクールに通いながらインターハイスクールで英語や数学の学習をしています。
また実務科目の単位としてレストランでアルバイトをしています。
プロフィール
NS さん
・幼少時からバレエを習う。
・東京の中学3年の時にカナダのバレエスクールと現地の高校に留学
・
ロンドンへバレエ留学のために帰国
・インターハイスクールに編入
・London Studio Centerにバレエ・ダンス留学
・英国ノーザンバレエスクールに留学
高校の単位振替は4.5単位でした。ロンドンに行くまでの間、毎月担任学習コーチに学習経過を報告しています。
一時帰国中のダンスやバレエのレッスンは体育実技、実社会感覚を高める目的で始めたアルバイトも実務科目として単位履修しています。英国留学中は日々の食事を料理して自己健康管理をするので「FOOD」を学校の自由選択科目にしました。
A)ダンスとバレエレッスンを体育実技の単位として履修
B)手作り料理を自由選択科目「Food」の単位として履修
C)アルバイトを実務科目の単位として履修
留学中のNSさんから、実務学科のレポート(単位として認定)が提出されましたのでここに紹介いたします。
「The Nutcracker を終えて…」
私の通うノーザンバレエスクールの秋学期の総まとめとして、12月に「くるみ割り人形」の公演がありました。9月から振付、役のオーディション、リハーサルの順で進み、12月の9~11日に本番を迎えました。今回の私の役は物語の主人公の少女「クララ」でした。小さいころからなぜか実際の年齢よりも上の大人っぽい役をいただくことが多かったので、18歳になってからのクララはびっくりすると同時に新しい挑戦でわくわくしました。
クララの役は、踊りもありますが演技(マイム)も重要な要素の一つです。子役として他の教室から子供たちが10人くらい参加してくれたので、合同レッスンの時にはその子たちの自然な動きや表情を観察して日々鏡の前などで練習をしました。その他には、男性2人とのパ・ド・トロワも初めての経験でした。3人それぞれの踊りの癖もあり、始めのうちは全く息が合わなかったのですが、練習を重ねるうちにお互いの信頼感もうまれ、コミュニケーションがとりやすくなってきました。
公演本番は、3日連続の4公演でした。4回全てが満足のいく出来ではなかったけれど、自分でも上手くいった回は特に拍手も多く、後から先生にも褒めてもらえたので嬉しかったです。私の役は1幕2幕を通して、ほぼずっと舞台の上にいるので、気が抜けず緊張感を保つのが大変でした。でも、私が自信をもってうまく踊れた時は、周りの友人たちもよりうまくまとまり、全体の舞台が1つになって盛り上がったような気がします。
学校の友人たちは、もともと仲が良かったのですが、この公演を通して更に関係が深まり、本当に楽しい経験ができました。大勢で一つの舞台を創り上げる達成感はすばらしいものだと思いました。
このくるみ割り人形の舞台でたくさんのことを学び、自分にとってとてもいい勉強になりました。この経験を生かして、更に自分の弱点を克服して成長していきたいとおもいます。
MKさんはクラシックバレエを小学校1年生から習っていました。
進学とバレエの両立をしながら県立高校の進学校に入学、通学しながらバレエスクールにも通っていました。
バレエが生活の中心になりニューヨークのバレエスクールのオーディションに合格する高いレベルになったころ、バレエと学業を両立する目的でインターハイスクールに編入しました。
卒業後、現在はニューヨークでダンス関連の資格を取る勉強をしながら、多方面のバレエ舞台で活動する充実した日々を過ごしています。
ニューヨーク在住だったのでインターネットテレビ電話「スカイプ」を活用して担任学習コーチと定期的に面談をして学習しました。
中学校3年と高校1年の単位振替をした結果、必要な単位は10単位でした。
日々のバレエのレッスンは体育の単位として履修しました。舞台パフォーマンスは実務科の単位、バレエによる負傷についての学習は健康科学、バレエに必要な筋肉の動きと体の仕組みについては科学の解剖学として学習しました。アメリカ史はモダンバレエの歴史を学び優秀な成績で卒業しました。
A)バレエのセンターレッスン、バーレッスンを自由選択科目の単位として履修
B) アメリカ・バレエ史をアメリカ史の単位として履修
C)バレエ筋肉を解剖学・生物学の単位として履修
小笠原さんは八歳からクラシックバレエをはじめ、中学卒業後アメリカにバレエ留学をしました。
アメリカでは文化、習慣、食事、英語、バレエと勉強の両立に苦労した日々を過ごしたようです。
必死に英語を勉強しながら1日6時間のバレエレッスンをした結果、努力が報われ客演を要請されたり賞を受賞したり、3年目にはバレエ団への所属が決まりプロダンサーとして歩み始めました。
しかし諸事情で、昨年はじめに日本に帰国、その後バレエ活動を卒業科目として学習できるインターハイスクールとの出会いが「プロバレエダンサー」としての飛躍する機会になったようです。
昨年11月ドイツのバレエ団に所属が決まり、現在ドイツでプロのバレリーナとして活躍しています。
インターハイスクールの在校生の小笠原さんがバレエコンクール「Youth America Grand Prix 2009」(YAGP*)の日本大会シニア部門で優勝されています。
バレエ専門誌「Dance Europe(December2008)」では小笠原さんの優勝が賞賛されています。(掲載フォト(左下))
小笠原さんのコメントを紹介します。
Youth America Grand Prix 2009
小笠原由紀
ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)は、アメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会を与える。アメリカで唯一のバレエコンクールです。
このコンクールは、毎年ニューヨークで開催され、国籍を問わず9~19才のダンスを学ぶ生徒を対象としています。
YAGPは若いダンサー達が教育を受け、プロとして活躍するためのこの上ない機会を与えるために、世界に名高いボリショイバレエ出身のラリッサ&ゲナティ・サウ゛ェリエフの2人によって2000年に創設され、プロのダンサーになるための足がかりとなっています。
次のような チャンスが与えられる
■ダンスを学ぶ若い生徒達のための教育の機会
■American Ballet Theatre Studio Companyとの契約を得る機会
■アメリカおよび世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶための機会
■世界トップダンスカンパニーのディレクターの前で踊り、アピールする機会
■著名なマスターティーチャーや審査員によるワークショップ
私は17歳の時にアメリカの学校からこのコンクールに出場し、賞をいただきました。このときはConnecticutのsemi-finalに出場し、NY finalに出場しました。このコンクールでは沢山のチャンスを与えてもらえるため、プロのダンサーを目指す人たちが、全米、またいろいろな国からやってきます。
私が今回感じたのは、日本予選はNY finalよりもレベルがとても高いということです。
日本人はとてもテクニックがしっかりしていて、海外ダンサーとはまたちがったよさを持っていると改めて実感しました。もしプロのダンサーを目指して海外留学をしたいと考えている人たちがいるのであれば、私はこのコンクールを推薦します。
2000年にニュ-ヨークで、ラリッサ&ゲナディ・サヴェリエフによって創設された、〈ユース・アメリカ・グランプリ〉=略称〈YAGP〉。
世界中でバレエを学ぶ才能ある子供たちに、世界の一流バレエ学校で奨学金を得て学ぶチャンスを与えることを第一の目的にしたコンクールで、ローザンヌ国際コンクールと並び、プロ・ダンサーへの登竜門となっている。
※チャコットWebマガジンのこちらのページに分かりやすく掲載されておりましたので紹介いたします。
※ローザンヌ国際コンクールについてはこちら。(多くの日本人が活躍しています)
プロフィール
小笠原 由紀(おがさわら ゆき)
・八歳からクラシックバレエをはじめる。
・東京の私立中学を卒業。
・ニューヨークのバレエスクールと現地の高校に留学。
・日本に帰国
・インターハイスクールに編入。
・ドイツのバレエ団に入団。
・インターハイスクールを卒業。
小笠原さんは、アメリカの高校からインターハイスクールに編入しました。
前籍校2年半の単位を振り替えて高校卒業に必要な残りの単位をインターハイスクールで履修しました。
バレエ団のオーディションに提出するビデオを卒業単位の成果物にして、現在ドイツでバレエ活動をしています。
A)日本女性をテーマに卑弥呼や紫式部に関するレポート、日本史単位を履修。
B)専門筋肉トレーニングを学習してダンサーとしての体作り、体育健康科学単位を履修。
C)日本料理レストランでアルバイト、実務科単位を履修。
D)オーディションやコンクールに向けてのトレーニング、体育実技単位を履修。
MBさんは5歳からクラッシクバレエを習い始めました。
広島の中学を卒業した後、広島の高校へ進学しましたが、高校3年の夏、米国ヒューストンへのバレエ留学が決まり、海外でも続けることのできる通信制のインターハイスクール国際高等学校(インターハイスクール姉妹校)に進み昨年3月に卒業しました。
バレエをやりながらでも高校を卒業したかったので留学後は通信制を利用してバレエを中心に高校課程を修了し、現在はアメリカ合衆国ヒューストン市バレエスクールに(http://www.houstonballet.org)に留学しています。バレエスクールには世界各国の生徒が学んでいます。
朝9:00時から夕方までレッスン、振り付け、などみっちり学習しています。
将来はバレエ・カンパニーに入団して活躍したいと思います。
プロフィール
MBさん
・幼少時からバレエを習う。
・広島の中学を卒業。
・広島の高校に進学。
・米国テキサス州ヒューストンバレエスクールに留学。
・アットマーク国際高等学校に転入。同校を卒業。
・新国立劇場バレエ団に入団
KAさんは9歳からクラッシクバレエを習い始めました。熊本の公立中学を卒業した後、通っていた地元のバレエスクールの先生に勧められて通信制の美川特区アットマーク国際高等学校(インターハイスクール姉妹校)に進み昨年9月に卒業しました。中学の時からダンス留学をしたかったので高校時代は通信制を利用してダンスを中心に高校を卒業して、現在は英国ロンドンのコンテンポラリーダンスで有名なLaban(ラバン、http://www.laban.org)にダンス留学しています。
Labanでは世界各国から約60名の生徒が同学年で学んでいます。
朝8:30時から夕方までダンスレッスン、振り付け、デザイン、そして英語、すごく充実したダンス留学をしています。将来はヨーロッパでダンス・カンパニーに入団して活躍したいと思います。
プロフィール
KAさん
・9歳からクラッシックバレエを習う
・熊本の中学を卒業
・美川特区アットマーク国際高等学校に進学
・バレエとダンス中心の高校生活をおくる
・昨年、美川特区アットマーク国際高等学校を卒業
・今年、英国ロンドンのラバン・コンテンポラリーダンススクールに留学