インターハイスクールの在校生の小笠原さんがバレエコンクール「Youth America Grand Prix 2009」(YAGP*)の日本大会シニア部門で優勝されています。
バレエ専門誌「Dance Europe(December2008)」では小笠原さんの優勝が賞賛されています。(掲載フォト(左下))
小笠原さんのコメントを紹介します。
ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)は、アメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会を与える。アメリカで唯一のバレエコンクールです。
このコンクールは、毎年ニューヨークで開催され、国籍を問わず9~19才のダンスを学ぶ生徒を対象としています。
YAGPは若いダンサー達が教育を受け、プロとして活躍するためのこの上ない機会を与えるために、世界に名高いボリショイバレエ出身のラリッサ&ゲナティ・サウ゛ェリエフの2人によって2000年に創設され、プロのダンサーになるための足がかりとなっています。
次のような
チャンスが与えられる
■ダンスを学ぶ若い生徒達のための教育の機会
■American Ballet Theatre Studio Companyとの契約を得る機会
■アメリカおよび世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶための機会
■世界トップダンスカンパニーのディレクターの前で踊り、アピールする機会
■著名なマスターティーチャーや審査員によるワークショップ
私は17歳の時にアメリカの学校からこのコンクールに出場し、賞をいただきました。このときはConnecticutのsemi-finalに出場し、NY finalに出場しました。このコンクールでは沢山のチャンスを与えてもらえるため、プロのダンサーを目指す人たちが、全米、またいろいろな国からやってきます。
私が今回感じたのは、日本予選はNY finalよりもレベルがとても高いということです。
日本人はとてもテクニックがしっかりしていて、海外ダンサーとはまたちがったよさを持っていると改めて実感しました。もしプロのダンサーを目指して海外留学をしたいと考えている人たちがいるのであれば、私はこのコンクールを推薦します。
*YAGPは毎年ニューヨークで開催される国際バレエコンクールです。毎年、日本大会(地域予選)での優勝者はNYファイナルに進出されます。